七五三という晴れやかな日。
お子さんの成長を祝う特別な日だからこそ、衣装にもこだわりたいものです。
しかし、慣れない着物や草履で、お子さんが一日を快適に過ごせるか心配になることも。
せっかくのお祝いの席で、足の痛みが原因で機嫌が悪くなってしまうのは避けたいものです。
今回は、七五三の着物姿を、お子さんが笑顔で楽しめるようにするためのヒントをお届けします。
七五三の着物で足が痛くなる原因は?
草履の鼻緒が足に擦れる
新品の草履は、見た目を重視して鼻緒(はなお)がまっすぐ挿げられていることが多く、履き慣れていないと足の幅に対して台の幅が狭くなることがあります。
この状態のまま履くと、足と鼻緒の側面が擦れてしまい、痛みを感じる原因となります。
鼻緒の両端の付け根部分が擦れて痛む場合は、この状態が考えられます。
指の間が食い込む痛みを防ぐ
草履を履く際に、足の指を奥まで押し込みすぎてしまうと、親指と人差し指の間に当たる「前坪(まえつぼ)」という部分が食い込み、痛みを生じさせることがあります。
これは、草履の履き方をビーチサンダルと同じように考えてしまう場合に起こりがちです。
足の指で前坪を軽く挟むように履き、草履の奥まで深く差し込みすぎないことが、指の間の痛みを防ぐためのポイントとなります。
サイズ選びの間違い
普段履き慣れている靴と同じ感覚で草履のサイズを選んでしまうと、きつく感じてしまうことがあります。
草履は、靴のように足の指が奥まで入らないため、同じサイズを選ぶと鼻緒の部分がきつく締め付けられることがあります。
痛みを避けるためには、お子さんの足の実寸を測り、かかとが適度に(1~1.5cm程度)はみ出るくらいの、少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。

歩きやすい七五三の着物姿にするコツ
草履の選び方と痛くない履き方
草履を選ぶ際は、鼻緒が太めで柔らかいものを選ぶと、足への負担が軽減されます。
また、足の甲が高いお子さんの場合は、甲の高さに合った草履を選ぶことが大切です。
履き方としては、草履の奥まで深く履き込まず、足の指で前坪を軽く挟むようにして履くのがコツです。
これにより、指の間への食い込みを防ぐことができます。
さらに、草履の台からかかとが1~1.5cm程度はみ出すのが、着姿が美しく、かつ歩きやすい理想的な履き方とされています。
足袋や代替靴で痛みを軽減する
素足で草履を履くと痛みを感じやすい場合は、足袋の着用が有効です。
特に、ストレッチの効いた素材やソックスタイプの足袋は、締め付け感が少なく、お子さんの足への負担を和らげてくれます。
また、どうしても草履が苦手なお子さんには、スポーツサンダルや鼻緒のない和風サンダル、足袋型スニーカー、ブーツといった代替靴を選ぶのも良い方法です。
着物の色合いに合うものを選べば、見た目にも違和感なく、お子さんも快適に一日を過ごせるでしょう。
事前の準備で慣れておく
新品の草履は、履く前に鼻緒の向きを調整したり、鼻緒や前坪を少し緩めたりすることで、足に馴染みやすくなります。
さらに、七五三当日までに、少しずつ草履を履く練習を重ねておくことが非常に重要です。
最初は嫌がるかもしれませんが、短時間からでも履き慣れていくことで、足が草履の形に馴染み、当日の痛みを軽減することができます。
お子さんの様子を見ながら、無理のない範囲で慣れていきましょう。

まとめ
七五三のお子さんの着物姿を、笑顔で快適に過ごしてもらうためには、足元のケアが大切です。
草履の鼻緒ずれや指の間の食い込み、サイズ選びの誤りが痛みの原因となることがあります。
対策として、太めの鼻緒や大きめのサイズを選んだり、履く前に鼻緒を調整したり、足袋を履いたり、さらにはスポーツサンダルなどの代替靴を検討したりするのも良いでしょう。
何よりも、事前に草履に慣れておくことが、当日のお子さんの笑顔に繋がります。
無理なく、楽しく七五三のお祝いができるよう、足元への配慮を忘れず準備を進めましょう。

















